▼フー ツォン先生の公開レッスンにて。フー ツォン先生のピアノ公開レッスンでおもったこと。
去る、2004年5月12日… 大分で、別府アルゲリッチ音楽祭(毎年あります)の フー ツォン ピアノ公開レッスンがあったときのことを少し。
レベルの高いレッスンで レッスンを受けたのは、 東京芸大の学生さんと、別府女子短大の先生でした。(お2人とも、素晴らしい功績をおもちです!)
おおまかにしかいえませんが、(文章表現がへたでスミマセン(´-ω-`)) 印象に残ったコトは、まず、 ■リズムについて。
曲を、ある程度弾けるようになり、仕上げの段階にもっていくとき、楽譜どおりに弾かなければならないことは もちろんなのですが、 (曲は、ショパン ソナタ Op.58でした) 付点の「間」に着いてなんどもおっしゃってました。
ショパンの付点は基本的に歯切れよくひきなさいとのこと。 ※あくまでも基本的にですが(;´Д`)
たとえば(しょぼい例で申し訳ないデス)
パーンパ パーンパ というかたちの付点のリズムがあったとして、
パーン[パ] パーン[パ] ここの [パ]は歯切れよく!
パ[ーン]パ パ[ーン]パ ココの「間」が重要だそうです! 間延びしすぎてもいけないのですが、長さをしっかりとること。 短くなったらかっこわるいので(≧◇≦)乂ダメダメッ! …(ー∀ー;)ナルホド なぜなら 前へ「ずっこける」かたち(笑)になってしまうためです。
パー(ンパ) パー(ンパ) この ンとパの間はちょっとだけ余裕をもたせるかんじで…。
パーン「パ パ」ーンパ ココの間は 気持ち、短く 歯切れよく♪
なんとなくでもわかってくださったら嬉しいのですが わかりにくかったですね、ハイ、 すみません( ・ω・)ノ――――――――@ ショボボーン
■あとは楽譜に忠実なだけでなく、 さらに色彩をつけること…。
音色のつけかたのレッスンの表現で(これまた文章となると難しい…わかりにくくてすみません) ピアノでは、 「上に跳ね上がる」(上に向かって響かせる)音と 「下に置く」(下に落ち着かせる)音も表現できるんです。 ちょっとの意識で差をつけることによって、 全く違う音色にかえることができます! 。*゜・(・∀・)。*・。*
あとは…
■たいてい曲には、再現部(一度でてきたメロディーが、さいどくりかえされてでてくること) がありますが、 それを全く同じにひいてはいけないとおっしゃってました。
それは、どういうことかというと、 聴き手を飽きさせてはいけないこと + 作曲家の意図をもっと!よみとって欲しいということだそうです。
再現部があらわれても、全く同じに現れることはほとんどないはずです (何度も申しますが 曲によってちがうとは思います、あくまでも、基本的で…)
たとえば転調して(転調…曲の途中で、その曲の調が変化すること)でてきたり、 伴奏部分がかわっていたり(メロディーやリズムなどなども同じことです) なにかしら再現部には変化があるはずだと。
■あとは曲の雰囲気についてです。 細かくうごくのか、(そういうときはフレーズはおおきくまとめて) 荘厳な感じをだすとか、 夢の中のようなフワフワと空にうかんだかんじとか、 フー ツォン先生はいろいろな言葉をつかってご指導なさってました。
ちょっとイメージを具体化させるだけで、 演奏が「ガラリ」とかわってきます!
てことで もっと演奏をより深いものに仕上げていくためには、
時代背景、 音楽家の裏話(爆)etc..
そうすると、さらに! 演奏に深みが増すことでしょう。
◆おまけ◆ レッスン後のわたしは… 少しは理解できたとその後、
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